12月投句「葉牡丹」
葉牡丹のカラフルになり茎伸びる
陽の方へプランタ乗り越え葉牡丹
プランタの主役陣取り葉牡丹咲く
葉の渦を葉牡丹として春を待つ
葉牡丹を植える手袋厚きゴム
12月投句「葉牡丹」
葉牡丹のカラフルになり茎伸びる
陽の方へプランタ乗り越え葉牡丹
プランタの主役陣取り葉牡丹咲く
葉の渦を葉牡丹として春を待つ
葉牡丹を植える手袋厚きゴム
11月投句「初時雨」
足ばやに傘など持たず初時雨
初時雨帽子で弾く朝の町
気が付けば何時しか長袖初時雨
こんな時急ぎの用事初時雨
初時雨捲り忘れたカレンダー
10月投句「石榴」
実石榴の庭園和むお茶タイム
鳥の影追えば石榴の竹の庭
木戸の奥あれは石榴と茶室まで
背を越えて実石榴割れる垣の内
色の濃いジュースに石榴健康食
9月投句「紫苑」
紫苑咲く潮の満ち欠け松越えて
ふと風に問えば気が付く花紫苑
あの空き地紫苑の空き地工事中
野に山に空の青より紫苑咲く
紫苑咲く坂を登れば私鉄駅
8月投句「朝顔」
朝顔の蔓伸び始めたら一気
朝風にひらり朝顔におはよう
朝顔のフェンスの垣根ラジオ体操
朝顔咲けば毎日が笑顔
朝顔の苗買いそびれ三ヶ月
7月投句「青嵐」
青嵐小さな港の防波堤
逆風に叱られてるかに青嵐
縦横無尽打ち付ける雨青嵐
奇想天外どうしたらいい青嵐
青嵐狭い日本吹き荒れる
6月の主宰出句
投句No1黒南風に裏道あたりなまぬるく
投句No2なんだって出来る気がして梅雨晴れ間
投句No3梅雨晴れ間大きな欠伸の迷い猫
投句No4起ち上る力を持って梅雨の星
投句No5黒南風が赤信号を通り抜け
5月の主宰出句
投句No1 五月晴いつもあなたがいればいい
投句No2 朝空がみるみる開け五月晴
投句No3めぐる日々あまりに早く五月晴
投句No4町移り木立が変わる五月晴
投句No5空の色移ろいやすく五月晴
4月の主宰出句「 水温む」
1水温むひょんと跳ね飛ぶ水溜り
2両の手の十指に朝の水温む
3水温み朝は晴れ晴れ水仕澄む
4スイッチを入れず蛇口の水温む
5迷い猫くるりと逃げる蜂の音
3月の主宰出句「初桜」
投句No1:雨の町切なく淡く初桜
投句No2:10年の時を耐え抜き初桜
投句No3:今どこに誰が呼ぶのか初桜
投句No4:ひととせのひと昔なり初桜
投句No5:夕べまだ莟のままで桜待つ