12月の主宰出句
「初日」
初日の出はじまりは特別な気分で
初日まで少しは寝よう夜半過ぎ
待ちきれず闇に繰り出す初日の出
夢ならば夢のつづきを初日の出
初日影静かな町に朝の声
12月の主宰出句
「初日」
初日の出はじまりは特別な気分で
初日まで少しは寝よう夜半過ぎ
待ちきれず闇に繰り出す初日の出
夢ならば夢のつづきを初日の出
初日影静かな町に朝の声
11月の主宰出句
「酉の市」
酉の市泣く子をあやすママ通る
競りの声すれども見えず酉の市
鉄板の焼きそば香る酉の市
二の酉で終わる今年を振り返る
気が付けばもう酉の市宵の風
10月の主宰出句
「ハロウイン」
改札口オレンジ色の夕茜
笑ってるハロウイン南瓜が夜半の町
魔女の声人ごみに消えハロウィン
子供らが仮装で騒ぐ幼稚園
園児らの仮装喜ぶコスプレママ
9月投句
「名月」
満ち欠けに過ぎ行く今日の月拝む
かぐや姫いつかは月の御殿へと
あのあたり今年も月はまん丸く
名月を探す今年のカレンダー
五十路過ぎ人生百年月拝む
7月投句からネット句会に移行いたしましたので
現在7月ですが、8月のおすすめ兼題「新涼」となります。
「新涼」
新涼の木立の奥に老樹様
石段の幅の狭さに秋暑し
朝風がいつしか部屋に涼新
真っ直ぐに続く小路に猛暑光
盆参り戻らぬ時を生きてゆく
5月投句「端午の節句」
端午の節句風やわらいで時移る
鯉幟大きな口が空を呑む
傘忘れ走る駅前五月雨
藤の山隧道潜り海が呼ぶ
花菖蒲もののふの影偲び咲く
4月投句「卯の花腐し」
卯の花腐し山間の拓けて別れ道
卯の花腐し人生は大波小波
歩き出す無人駅から燕飛ぶ
濃い薄い新茶か古茶か季節ゆく
山間に白く点れば卯の花腐し
3月投句「桜草」
桜草ものいいたげにほろりはらり
通学路ゆく児卒業桜草
桜草小さな小鉢買い帰る
桜草濃いも薄いもピンク色
笑顔には迷いが消えて桜草
2月の投句「燕」
燕来る小さな駅のホームにも
この場所にまた来ているねつばくらめ
抜け道を知っているのか燕来る
燕の巣見つけて嬉し駅の裏
時刻表見上げる先に燕来る
1月の投句「筆始め」
毛の先の乱れを直す筆始め
新しく筆ペン揃え筆始め
一文字を一糸乱れず筆始
息を呑み震え押さえて筆始
筆始め俳句初めの夕間暮れ