<11月の句会選評>
22 気が付けばもう酉の市宵の風
宵の風の余韻が素晴らしいと思いました。選評:上西恵子
11 酉の市異国のことば乱れ飛ぶ
最近は異国の言葉を耳にします。バスでも汽車でも飛行機も。その昔はお国言葉が懐かしき思いましたが、酉の市は国際化しました。選評:北美三風
8 寄鍋を囲みてしばし迷い箸
寄鍋の色々具材確かに迷う。選評:龍野ひろし
45 日なたぼこ幸せ過ぎて猫となり
日なたぼこの幸せを猫の身になって面白い詠みである。選評:辻 雅宏
35 酉の市抜けて夜空の広く見え
酉の市の賑やかさがきえて、静かに夜空が広がっている情景がよく見えます。
選評:水野幸子
10 路地ひとつ入れば暗し酉の市
酉の市の賑わいの対照的な路地の淋しさが出ており、都会のうわべの華やかさのかげにあるもの暗さを示している。人生の哀歓に通じるものを感じさせる。
選評:青山好男
